鶴岡市内には、創業100年を超える7つの酒造メーカーが美味しいお酒を製造しています。
庄内の豊かな大地が育む清らかな「水」と上質な「米」を
香り豊かな美味しいお酒に変える鶴岡の7酒蔵。
個性豊かな味をお楽しみください。
1592年創業以来、変わらぬ製法で酒造りの基本を守り続ける県内最古の酒蔵。仕込み水は蔵の井戸水を用い、手間のかかる槽絞り、さらには旨みを逃さないよう全量瓶燗貯蔵に徹するという典型的な少量高品質、手造りの蔵。スッキリとした味わいの梅酒「梅湧水」も人気です。
元和年間創業当時の原点を忘れず、“温故知新、不易流行”をキーワードに、伝統的な生酛造りを行うほか、近年はベンチャー企業とタッグを組み、首都圏や海外の消費者を意識した洋食に合う日本酒の開発に取り組んでいます。日本酒の歴史に触れられる「出羽ノ雪酒造資料館」を併設。
1858年創業、蔵名の由来となった竹林に囲まれた酒蔵。霊峰・出羽三山の御神酒酵母を宿す酒蔵を有し、仕込み水は蔵に湧き出る美容と健康に欠かせないシリカを多く含んだ月山からの天然の高水素無菌超軟水を使用。水、米、人すべてが出羽三山に護られた“完全発酵酒”を醸しています。
1778年創業。庄屋を営んでいた4代目が酒銘を「冨士」と定めて酒造業を開始し、その後、繁栄の願いを込めて「栄光」を冠し現在に至ります。2012年付近からは無濾過原酒の製造に力を入れ、地方の小さな蔵では難しいといわれる四季醸造を行い、毎月フレッシュな新酒をリリースしています。
1875年創業の全量吟醸仕込みの酒蔵。精米歩合や火入れなど手間のかかる丁寧な造りを行いつつ、出荷直前まで全商品冷蔵管理するという徹底した品質管理を維持しています。人気銘柄「くどき上手」は1983年に5代目社長がこだわりの酵母を使って生み出した渾身の逸品です。